初心者もこれでバッチリ -タイヤサイズの見方とそれぞれの意味-

タイヤ

タイヤ交換したくてお店に問い合わせをしてみたら、

「タイヤサイズ確認していただけますか?」と言われたけど、よくわからない….

タイヤのどこを見て、何を確認したらいい?

タイヤの交換、タイヤを購入や売却をする際に、間違いなくタイヤサイズについて聞かれます。
決して難しくありませんので、この機会に確認してみましょう。

タイヤサイズの確認方法を知ろう

それぞれの記載されている意味を知ろう

それでは解説していきます

タイヤサイズと確認方法

タイヤサイズ参考図

タイヤサイズはタイヤ側面(サイドウォール)に、上記の図のように表記されています

上記の図の場合、タイヤサイズは「215/45R17」となります

これだけで基本的にOKです
タイヤを探す際は、この部分を確認ご自身のタイヤサイズを確認して探すようにしましょう

知っておこう!それぞれの意味

さて、タイヤサイズの確認ができました
次に、たくさん数字が何を表しているのか確認していきましょう

それぞれどんな意味があるのか、ポイントなども合わせて解説します

タイヤ幅(断面幅)

タイヤ幅(断面幅)とはタイヤの総幅から、タイヤの側面(サイドウォール)の文字や飾りを除いた幅を示した数値です

表記される数値は「mm(ミリメートル)」で表示されています

タイヤ幅は同じサイズでも、種類によってサイドウォールの装飾で総幅が違う事があります

扁平率

扁平率とはタイヤ幅から、タイヤ高さの比率を表す数値です

また、扁平率が同じタイヤの総称を「シリーズ」と呼んだりします。(例:45シリーズ)

この扁平率は乗り心地と大きな関係があります

簡単にポイントまとめてみるとこんな感じです

扁平率が高い(数字が大きい) → タイヤが厚くなる
・衝撃を和らげてくれる為、乗り心地向上
・転がり抵抗が小さくなり燃費向上
安定感やハンドリングが少々劣る

扁平率が低い(数字が小さい) → タイヤが薄くなる
・接地幅が広がり、安定性やハンドリング向上!(その為、スポーツ走行車両は低扁平)
・路面影響を大きく受ける為、乗り心地が劣る

タイヤ構造

タイヤの基本構造は同じでも、カーカス(骨格)と言われるコードの配列が異なっています

簡単に説明をすると、

ラジアルタイヤ→タイヤの中心から放射状に配列されている構造

バイアスタイヤ→斜めに配列され、互いに交差している構造

乗り心地の良さや高速走行時の安定性などから、今はラジアルタイヤが主流になっています

現在は乗用車のほとんどがラジアル構造なので、大体が「 R 」表記です

タイヤ内径(インチ)

リム径(タイヤ内径)参考画像

リム径とは、タイヤの内径を示す数値です
インチで表記しています

今回の参考例では「17インチ」となります

ホイールが付く部分なので、インチ数で言われる事が多い部分です

ロードインデックス( LI )

ロードインデックス(LI)参考表 ※全てではありません

ロードインデックス(LI)とは、規定の条件の元でタイヤが負荷を許容できる最大の質量を表す指数です

つまり、1本が何Kgの重さに耐える事ができるのかを表しています

上記、ロードインデックスの最大負荷能力の一覧です(記載が全てではありません)

ロードインデックスが不足していると車検に通りません
基本的に純正タイヤのロードインデックス数値以上のタイヤを装着するようにしましょう

速度記号

速度記号(スピードレンジ)一覧表

速度記号(スピードレンジ)は、タイヤが既定の条件のもとで走行できる最高速度を表します

アルファベットで表記されています

上記の表が一覧です

スタッドレスタイヤは雪上で止まるように、サマータイヤよりゴムが柔らかく作られている為、
ほぼ全メーカー速度記号が「 Q 」(160km/h) となっています

まとめ

・タイヤサイズはタイヤの側面(サイドウォール)で確認ができる

・それぞれの意味はざっくりでいいので覚えておこう

今回は簡単にタイヤサイズの見方、それぞれの意味を解説しました

タイヤを探す際、参考にしてみてください。

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